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矯正歯科治療は、乱れた歯並びや咬み合わせを改善するための治療です。
専門の矯正装置を使って、歯を正しい位置にゆっくりと動かしていきます。
矯正歯科治療の目的は、見た目を美しくすることだけでなく、虫歯・歯周病・口臭の予防にもつながります。
また、歯並びを改善することで、口の咀しゃく機能の向上にも一役かっています。
「食事の味がおいしくなった！」というのはよく聞く話です。
矯正歯科治療は、「子どもの治療」と思われがちですが、年齢に関係なく行えますので、お気軽に当院までご相談ください。
当院では矯正専門医が責任をもって治療にあたっておりますのでご安心ください。
矯正の無料相談（要予約）を毎月指定日に行っておりますので、日程についてはお問い合わせください。
出っ歯
上の歯が前に出ている噛み合わせを上顎前突（出っ歯）といいます。
唇が閉じにくく、歯で唇を切ることもあり、程度がひどい場合は、口を閉じても歯が見えてしまうことがあります。
また、転倒の際に前歯を折ってしまったりと、怪我の原因になります。
歯の隙間があいている
原因として、舌で前歯を押し出すくせや、あごに比べ全体に歯が小さいことがあげられます。
また、歯周病にかかると、歯が病的に動きやすくなり、舌の影響を受けてスペースができやすくなったりもします。
その場合、前歯は、舌に押されて、出っ歯のようになります。
受け口
下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせを反対咬合（受け口）といいます。
受け口の人は、食べ物がよく噛めないだけでなく聞き取りにくい話し方になります。また、顔つきもしゃくれた感じになります。
矯正治療を行えば、ある程度受け口を改善することができます。
骨の成長が過剰になると、矯正の技術のみでは治せなくなります。
八重歯
飛び出している犬歯のことを、犬歯の唇側転位（低位唇側転位）といいます。
一般的に八重歯と呼ばれる状態です。
犬歯の位置が、歯列全体からはみでているため、歯磨きが行き届かずに、歯肉炎になっているか逆に、磨きすぎて、歯ぐきがけずれてしまい、歯の根の部分が露出してしまっていることが多くみられます。
叢生（そうせい）
でこぼこの歯並びのことを叢生（そうせい）といいます。
原因は、あごが小さい、歯が大きい、乳歯が早く抜けてしまった、歯の生えてくる向き・位置がずれた、噛み合わせ、虫歯、歯周病など、さまざまな原因でこぼこになります。
汚れはでこぼこがあるところにたまるため、どうしても磨き残しができやすく、虫歯、歯周病の原因となります。
上記イラストの著作権は
日本メディカルネットコミュニケーションズ（株）に帰属します。（矯正歯科ネット）
症状により治療開始時期は異なりますので、気付いた時点でなるべく早く専門医に相談させることをお勧めします。
開始時期に年齢制限はありませんが、無理のない形で歯並びを整えるには、幼児期から始めるのがよいでしょう。
歯列矯正は、スタートさせると1～2年はかかってしまうため、その期間は基本的には同じ歯医者さんに通院するものなので引っ越しなどあらかじめ予定している場合は気をつけましょう。
治療の時期は患者様の症状を総合的に判断して、一番良い開始の時期を決定いたします。
通常は症状により2期に分かれており、第一段階（一期治療、早期治療）と第二段階（二期治療、本格治療）と呼ばれています。
永久歯の噛み合わせが完成する前に、よい噛み合わせになるようにあごの成長をコントロールするのが目的。
永久歯の噛み合わせがほぼ完成し、第一段階終了後、もしくは治療によってはその時点より厳密に歯を動かして、よい噛み合わせになるよう矯正器具を使って歯列矯正を行っていきます。
お子さまの場合は、第一段階と第二段階両方行うが理想的な治療といえるでしょう。
大人の場合は、装置から始めます。
